研究会発行の本

アートセラピー研究会の事例検討会より、さまざまな子どもの絵と見立て、対処法などをまとめた事例集です。本研究会設立の加藤孝正先生が、その構想を長年温めておられた、「当事者の母親や教師向けにアートの良さや活用法を解説する本」として刊行されました。
「描画からわかる子どもの危機と成長のサイン」

身体の不調を訴えて保健室を訪れる子ども、不登校の子ども、虐待や発達の問題を抱えた子どもなど、自分の気持ちを言葉で表現することができない、自分でも何に困っているのかわからない、という場合があります。絵を描くことで心を開き、一緒に眺めるところから解決への糸口が見つかった、という実例を保健室の養護教諭、スクールカウンセラー、臨床心理相談室のカウンセラー等が報告しています。

第1章 アートに表現されたメッセージ
第2章 保健室でのアートの活用
第3章 スクールカウンセリングでのアートの活用
第4章 相談機関でのアートの活用
第5章 特別支援におけるアートの活用
第6章 アートの実施法


監修者/加藤孝正

編者/馬場史津

著者/アートセラピー研究会

発行所/黎明書房

定価/1800円+税(税込み1944円)

2018年1月1日初版発行

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